LINE Payのポイント還元が改悪されました。
今回の改悪でLINE Payを利用するメリットがほぼなくなったので、今後はコード決済はPayPayに一本化するしかないかなあという感想です。
LINEとヤフーの経営統合

2021年3月1日、Yahoo! Japanなどを傘下に抱えるZホールディングスはLINEとの経営統合を完了し、「新生Zホールディングス」が誕生しました。
同時に、PayPayとLINE Payは、国内の“コード決済”を、2022年4月を目処にPayPayに統合することで協議を開始したと発表。
実質的な「LINE Pay終了のお知らせ」と言え、これに続く形で2021年5月1日LINE Payのポイント還元システムが超絶改悪となりました。

マイランクの廃止
まず第一に「マイランク」システムの廃止です。
マイランクがなにかというのは以下の記事を参照してほしいのですが、ランクに応じて1%から最大3%還元される最高のシステムでした。
ヘビーユーザーだった私は常にプラチナランクを維持しており、3%還元の恩恵を受けていたのですが、
このたびの改悪により、2021年5月マイランクは廃止され、LINE Pay(チャージ&ペイ)支払いによるポイント還元率は一律で0.5%に変更されました。
痛すぎる改悪です・・・
特典クーポンの割引率改悪
これまでも定期的に割引率が下がってきていた特典クーポンですが、ついに利用価値がほぼなくなりました。
サービス開始当初は、ビックカメラ等の家電量販店で「上限なしの5%オフ」といった超魅力的なクーポンだったのですが、今回の改悪によって、割引率1%まで下がってしまいました。
家電量販店系のクーポン以外も、2%割引のものがずらりとクーポン一覧に並んでいます。
※良かったころの記事はこちら
1点救いのポイントとしては、クーポンのダウンロード枚数の上限が撤廃されたことですが、これまでも使っても3枚程度だったのが正直なところです。
LINEクレカは2%還元を維持
三井住友カードが発行するVisa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)は、
サービス開始初年度のキャンペーンとして、2021年4月末までは3%還元とかなりの高還元率を誇っていました。
2021年5月以降の還元率については未定とされていたのですが、このたびこちらも改悪となりました。
しかし、3%還元から2%還元への低下に踏みとどまっており、他のクレジットカードと比較するとまだまだ高還元率と言えます。
クレジットカードについては、今後もVisa LINE Payクレジットカードを利用しようと考えています。
※2022年5月 Visa LINE Payクレジットカードも改悪
今後はPayPayに期待
このたびLINE Payは改悪となりましたが、PayPayとの統合への予兆と考えています。
これからなくなるサービスであるLINE Payに力を入れるはずもなく、ユーザーをPayPayへ誘導しようという意図が感じられます。
その1つとして、LINEポイントからPayPayボーナスへの交換サービスが始まったこともあります。
これは、LINE PayからPayPayへの乗り換えをできるだけ抵抗なくできるようにといったユーザーへの配慮のひとつと考えられます。
現時点では発表されていませんが、LINE Pay残高からPayPay残高への交換といったことも可能となるのではないかなと思います。
定期的に大々的なキャンペーンを打ち出しているPayPayですが、2022年4月に正式にLINE Payを吸収した際には、
また大きなキャンペーンを打ち出してくることでしょう。
それまでに、PayPayを使いこなしておくと良いかもしれませんね。
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